2012年7月18日水曜日

緑内障は早期の発見がむずかしい

どんな病気でも早期発見できれば、それだけ治療も簡単になります。
ですが、緑内障は早期発見がとても難しい病気なのです。なぜかというと初期の症状では気づけないからです。
視力が欠損すればすぐに気づくと思いますよね?
視力なんて私達の日常生活で最も使う器官です。情報の9割は視覚から情報収集するとも言われているのに対して私達の視力はとても鈍感なのです。

実際視野の4分の1が欠損していても全く気づかないのだといいます。
それは中心部分の視野がちゃんと見えているから見えないと思わないという点と、いきなり見えなくなるのではなく、徐々に見えなくなるために、見えなくなったという意識が持ちにくい点。

そして緑内障は両目が同時に見えなくなるわけではなく、片方だけかかるので、片方が見えなくなってももう片方で視野を補ってくれるためです。

ではどうしたら早期発見する事が出来るのでしょうか?
簡単なチェック方法としては、新聞の中心の文字を見て、そのまわりの文字が見えているかどうかチェックしてみる方法もありますが、これも自覚するほど症状が進んでいないと気づけません。
やっぱり、早期発見のためには定期的に目の検査を受ける以外にはないようです。
特に緑内障が増える40代以上の人は要注意です。