2011年8月23日火曜日

アレルギー対策のための食事療法

検査によって食物アレルギーのアレルゲンが特定できれば、その食品を除いた食事法を実行しますが、除去法を行う場合には、栄養のバランスを考えて、除去した食品に対して必ず代替食品の摂取が必要になります。
たとえば、乳製品がアレルゲンだと判明した場合、乳製品を除去する代わりにゼリーや果汁(100%)を摂取するようにします。
栄養バランスがかたよってしまうと、体の抵抗が弱くなってしまいます。

アレルギーに立ち向かう健康な体から、かえって離れてしまうことになるので、除去食事療法を行う際には、専門医の指導のもと、効果的な食事を摂ることが大切です。

最近、食品添加物とアレルギーとの関係が数多く報告されています。
着色料の黄色四号(タートラジン)は喘息や蕁麻疹を、人工甘味料のサッカリンやアスパルテームは蕁麻疹を誘発することが報告されています。

これらの食品添加物も広い意味で、食品アレルゲンです。
食物アレルギーを持っている人、またその家族は、新鮮で安全な食材を使って調理をすることをおすすめします。