2011年8月29日月曜日

女性の血清脂質は閉経後に増加する

女性は、ふつう思春期から閉経期ころまでは、男性と比べて血清総コレステロール値や血清トリグリセライド値が低く、また血清HDLコレステロール値が高くなるため、動脈硬化や高脂血症になる割合は低くなっています。

ところが、50歳前後の閉経期を迎えると、急に血清コレステロール値が高くなってきます。
これは、女性ホルモン(エストロゲン)の働きが低下してくるからです。

女性ホルモンには、LDL受容体を増やす働きがありますが、それにより体内でのLDLの処理が十分に行われています。
閉経後は、女性ホルモンの分泌が低下するので、コレステロールなどの血清脂質が増えてくるわけです。
中性脂肪も当然増えるので、高トリグリセライド血症にもなりやすくなります。

また、女性が妊娠すると、コレステロールの値が高くなることがあります。
これは、ホルモンのアンバランスによる一時的な現象ですから、ふつうは治療の対象になりません。

2011年8月23日火曜日

アレルギー対策のための食事療法

検査によって食物アレルギーのアレルゲンが特定できれば、その食品を除いた食事法を実行しますが、除去法を行う場合には、栄養のバランスを考えて、除去した食品に対して必ず代替食品の摂取が必要になります。
たとえば、乳製品がアレルゲンだと判明した場合、乳製品を除去する代わりにゼリーや果汁(100%)を摂取するようにします。
栄養バランスがかたよってしまうと、体の抵抗が弱くなってしまいます。

アレルギーに立ち向かう健康な体から、かえって離れてしまうことになるので、除去食事療法を行う際には、専門医の指導のもと、効果的な食事を摂ることが大切です。

最近、食品添加物とアレルギーとの関係が数多く報告されています。
着色料の黄色四号(タートラジン)は喘息や蕁麻疹を、人工甘味料のサッカリンやアスパルテームは蕁麻疹を誘発することが報告されています。

これらの食品添加物も広い意味で、食品アレルゲンです。
食物アレルギーを持っている人、またその家族は、新鮮で安全な食材を使って調理をすることをおすすめします。



2011年8月11日木曜日

朝バナナダイエットで効果を出す秘訣

朝バナナを成功させる基本は、「食事をとるタイミングを守る」「日付が変わる前に寝る」ことです。

朝バナンの基本的なルールは、胃腸の活動と連動しています。

午前中にバナナと水だけの単品摂取は胃腸の働きを最小限に抑えてくれて、胃腸の機能回復につながります。
体温が高い日中は胃腸が活発で、胃もたれしづらく、多めに食べても太りづらいです。
食べる量は変わらなくても、快眠時間や食事のタイミングによって、体質は良くも悪くも大きく変化します。

そして、20時までに夕食を済ませること。
これは胃をからっぽにしたいからなのです。
仕事などで夕食を食べるタイミングがない方は、ちょっとした休息時間にサッとおにぎりなどを食べてはいかがでしょうか。
また、週に1回だけでも早く食べられる日を作る工夫も必要です。
どうしても遅くなってから食べたい場合は、消化時間がとても短く快眠にほとんど影響しない果物がおすすめです。

遅い時間の食事は、睡眠時間にまで体を酷使することになります。
胃腸が活動していると自律神経が休まらず、快眠できません。
睡眠中なのに疲労が抜けない、そして老廃物が流れない・・・という悪循環に陥ります。

なお、夜遅くに食べてしまったら、その分長く起きてなくてはいけないということはありません。
そのための夜更かしは、疲労を増やしてしまい、かえってマイナスです。

2011年8月10日水曜日

ダイエット中の運動はやりたいときにやる

標準体重を大幅に上回っている場合、特に膝にかかる負担が大きいです。

激しい運動や長時間の運動を行えば、標準体重の人の何倍も負担がかかり、故障するリスクが高くなります。

運動は適度に行えば健康・ダイエットにプラスですが、苦しいと感じるのに続ければ、それはマイナスです。

苦しいと感じるには理由があります。

健康に良いことを体は苦しいと感じません。
リフレッシュになる息切れしない程度の運動が効果的です。

実は腕を上下にブラブラさせるなどの、カロリーが燃えそうもない簡単な動作がダイエットに大きな貢献をしてくれる可能性があるのです。

2011年8月9日火曜日

ブログでダイエット日記をつけてみよう!

ミクシィやブログでダイエット日記をつけていると、応援してもらえたり、良いアドバイスをもらえたりすることがあり、励みになります。

長文を書く必要はありません。
何を食べたのか、何をしたのか、何を思ったのか簡潔に書きましょう。

体重を公開したくない場合は非公開で構いませんが、体重を公開することにはメリットがあることを覚えておきましょう。

ダイエット日記を公開することで、本人が気づいていないマイナスやプラスのポイントを見つけてもらえる可能性があります。